学校日記

2025.11.20 子どもたちのなりたい職業

公開日
2025/11/20
更新日
2025/11/19

校長室より

ベネッセ教育総合研究所が、見出しの調査を実施し、今年5月30日に記者発表がありましたが、11月8日にネットニュースに掲載されたので、ここで、話題にしたいと思います。


調査は、小4~6の小学生、中学生、高校生を対象としたもので、サブタイトルには、「2万人の調査モニターの10年間の軌跡」とあります。

個人的に嬉しかったのは、2015年「なりたい職業ランキング」調査で、中学生、高校生で「1位」だった「教員」が、2024年調査でも、中学生、高校生で「1位」に挙げられていたことです。小学生は、2015年は「6位」だったところ、2024年は「3位」とランクアップさせていました。


ただ、昨今の「ブ○ック」と揶揄されている状況を考えてか、得票率は、微減となっており、そこは課題だと考えます。(※小4.3%→3.8%、中7.7%→7.1%、高10.9%→9.9%)

しかし、自分が務める職業が上位に入っていることは嬉しい限りです。


そして、調査には、様々なクロス集計の結果があり、興味深く読み取ることができましたが、以下に、主な点を紹介したいと思います。



・進路を考える「経験あり」の子どもは、学習時間が長い

・進路を考える「経験あり」の子どもは、勉強が「好き」と答える比率が高い

・進路を考える「経験あり」の子どもは、「社会やニュースに関心」を肯定する傾向

・進路を考える「経験あり」の比率は、親との会話が多いほうが高い

・進路を考える「経験あり」の比率は、主体性などの大切さを伝えているほど高い



などなど、進路を考える「経験あり」の子どもは、様々な刺激を受けていることが分かります。他にも分析結果があるので、ぜひ、下記の調査結果をご覧いただければ、と思います。


ちなみに、本日の集会でも話をしましたが、今年度より、古中生に、進路を考えてもらうために、様々な分野の講師の話を聴く講演会「みらいナビゲーター」を開催します。第1弾は12月開催です。「SSタイム」の枠で実施するので、生徒の参加は自由、保護者の参加も大歓迎です。追って、案内を配布するので、ぜひ前向きに参加する皆さんを待っていますよ^^