2024.5.1 椅子をもとに戻す
- 公開日
- 2024/05/01
- 更新日
- 2024/05/01
校長室より
写真は、3年生のとある教室です。
特別教室で授業のため、自分たちの教室は、当然、誰もいません。
そんな教室ですが、よく見ると、全ての椅子が、机に収まっています。
これは、どの学年のどの教室を見てもそうですが、教室を空けるときは、100%に近い形で、椅子が机に収まっています。本校の誇れるところです。
椅子が収まっていると、通る時に邪魔になりません。
もし、椅子が出ていると、そこを通りたかった人は、おそらく、その人が使用した椅子を机に寄せると思いますが、その人の手を煩わせていることになります。
ビジネスの世界でも、「仕事ができる人は、立ち上がったときに、椅子をそのままにせず、きちんと机に収めるものだ」などと、よく言われます。
おそらく、「仕事ができる」からではなく、日頃から「周りに気を配ることができる」ので、「仕事ができる」のだと思います。
そんな、当たり前なことがきちんと継続してできることを「凡事徹底」と言います。
また、人のために行動できることを「利他共生」と言います。
椅子をしまうというシンプルなことにもかかわらず、きちんとできている人は、その二つが身についているのです。
中学校での生活はもちろん、外出したときや、卒業してからも、大切にしたい行動ですね。