昨日は、部活動決起集会が行われました。
最後に「校長先生からの話」として、以下のことを伝えました。
ある意味、校長の自作資料による、「プチ道徳授業」です＾＾
ぜひ、大会当日は、「強いチーム」より「よいチーム」と声がかかるよう、さわやかな古中生の風を各会場に吹かせてほしいと思います。

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５年ぶりに、全校生徒が集まって、開催することができました。やはり、こうして集まると盛り上がりますね。皆さんの志気も高まり、大会やコンクール当日が楽しみになりました。

さて、校長先生からは、みんな頑張るのは当たり前なので、あえて「頑張ってください」ではない、別の話をしたいと思います。事実ではない話ですが、ショートストーリーですので、聴いてください。…さすがですね。すでに、ポジティブリスニングの姿勢ができていますね…。
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　ある種目で、古知野中学校が優勝しました。間もなく、表彰式です。
　表彰式の前に、顧問の先生が集められました。その種目では、大会を終えると「フェアプレーチーム」を選出することになっていたのです。
　係の先生が言いました。「それでは、フェアプレーチームを選出したいと思います。ここにいる、顧問の先生や審判の方に1票を投じてもらいます。フェアプレーチームの基準は、『あいさつが出来ていた』『控え室の使い方が良かった』『道具や持ち物の整理整頓がされていた』『試合中、クリーンなプレーができていた』などです。今大会に出場した全てのチームが対象になります。それでは、投票をお願いします…」

　しばらくして、表彰式が始まりました。第３位から、順に表彰され、優勝した、古知野中学校が最後に表彰され、優勝旗と賞状を受け取りました。
　その後「続いて、フェアプレーチームを表彰します。今大会のフェアプレーチームは…桜ヶ丘中学校です！」。「ワー」という歓声がおきました。すると、優勝チームが発表されたときとは違う、とても温かい拍手が会場に鳴り響きました。優勝した古知野中学校は、とても複雑な気持ちで、笑顔で賞状を受け取る、桜ヶ丘中学校を見ていました…」
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さて、みなさんは何を感じたでしょうか？もし、皆さんの出場する大会や、コンクールで、「フェアプレーチーム」を選出することになったら、みなさんは受賞できますか？

校長先生は、こう思います。優勝できる「強いチーム」なら、フェアプレーチームで選出される「よいチーム」であってほしいですし、残念ながら１回戦で敗れてしまったチームだったとしても、フェアプレーチームで選出される「よいチーム」であってほしいと思います。合い言葉は、「強いチームより、よいチーム」です。
そして、何と言っても、フェアプレーチームを受賞するには、技術のうまさや強さに関係なく、どのチームも受賞できる権利があるのは大きなポイントです。

出場する以上、１つでも上の順位をめざして、大会やコンクールに出場するのですが、それ以上に、「古知野中学校は、いいチームだね」と聞こえてくる態度で、出場してほしいと思います。

大会やコンクール当日は、校長先生もそれぞれの会場に足を運ぶ予定です。ぜひ、「よいプレー」「よい姿」が見られることを期待します。
それでは、みなさんの健闘を願ってます。ベストをつくして頑張ってください！