2024.6.27 地域学校保健委員会
- 公開日
- 2024/06/27
- 更新日
- 2024/06/27
校長室より
昨日は、KTXアリーナの会議室にて、古知野中学校区である、古東小、古南小、門弟山小と本校の4校の保護者や教員が集い、「地域学校保健委員会」を実施し、私も参加しました。
講師は、愛知県のスクール・カウンセラー・スーパー・バイザーを始め、病院の精神科・児童精神科などを兼任されている、目代貴士先生。
テーマは「子どもとのいい距離とれていますか?〜大人と子どものギャップを知る〜」というもので、子どもたちの生きる世界を知り、子どもたちと上手に付き合っていきましょう、というもの。
会では、目代先生が多くの子どもたちとのカウンセリングから得た、子どもたちの現状を具体的な事例を交えてレクチャーされると、その話を聞いて、グループで数回に分けて、積極的に情報交換をするなどしました。おかげで、90分間という時間があっというまに感じる、能動的で、学びの多い研修会となりました。
会の中では、いくつかのキーワードが示されました(文責:水谷)
♪マルトリートメント(子どもの心を傷つける不適切な関り)をしないようにしましょう
♪子供には「CCQ(Calm:穏やかに、Close:もう少し近づいて、Quiet:声のトーンを抑えて静かに)」を意識して接しましょう
♪親の時代とは違う、授業や学校行事、学習方法を学びましょう
♪生まれたときから存在しているデジタル機器を、子どもたちがどう活用しているのか学びましょう
♪子どもたちの人と付き合うときの考え方を知っておきましょう
などなど…。テーマの通り「ギャップ」を感じながらも、多くの学びがありました。(ちなみに、3つ目の「親の時代とは違う…」については、既に、本HPで、様々な教育活動の変化をお伝えしているところです^^)
大切なのは、とりあえず「知ること」「はまっているものに理解をしめすこと」から始めませんか、という目代先生。参加した保護者の皆様からは、ポジティブな感想がたくさん並び、会の濃密さが伝わってきました。
次年度も、テーマは変わるかと思いますが、この時期にこうした員会を実施します。関心のある保護者の皆様、時間の都合がつきそうな保護者の皆様は、ぜひ参加されてはいかがでしょうか。