2024.7.18 「新型コロナ」の感染予防をしっかりと
- 公開日
- 2024/07/18
- 更新日
- 2024/07/18
校長室より
ここにきて、新型コロナウイルス感染症が、再び流行し始めています。数にして、「第11波」となります。
現在、流行中の新型コロナが、「やっかい」なのは、この暑さで多く見られる熱中症と症状が似ているということ。「熱中症かな。1〜2日様子を見て、よくなったら登校(出勤)しよう」とし、落ち着いたら通常のように行動し、感染を広げたりすることがあるようです。
ニュース等で報道されていることから、ご存じの方が多いと思いますが、今回の流行は、いくつかの要因が考えられると言われています。
◆ 現在、流行している「KP.3」という変異株は、ワクチンが効きにくく、感染力が高い
◆ 5類に移行後、手指消毒が減ったり、暑さによるマスク着用が減ったりしている
◆ 暑さから、自律神経が乱れ、食欲低下とともに、免疫力が低下している
などです。
先日行われた、「管内大会」では、「新型コロナに感染し、レギュラー選手が欠けている」という学校関係者の声を何人かから耳にしました。本人や関係者の思いは複雑だったでしょう。
間もなく夏休みになります。校内での感染はなくなりますが、まだ西尾張大会、県大会を控えている部や選手がたくさんいます。また、家には、お年寄りや小さい弟や妹がいたり、病弱な家族がいたりする家庭もあります。4年前、流行し始めた頃は、「互いに罹らない、うつさない」という意識が高かったおかげで、その都度、流行を最小限に抑えてきた経緯があります。ぜひ、この時期、互いに罹らない努力をしたいものです。
そうするためには、暑いので、四六時中マスクをすることは進めませんが、病院や密な場所ではマスクをしたり、小まめに手指のアルコール消毒をしたりし、感染予防に努められるといいと思います。みんなで意識を高くもち、第11波を最小限に乗り越える夏にしましょう。
(※ 画像は、「愛知県感染症情報(週報)7月第1週『COVID-19』」から引用したグラフです)