2024.7.28 スリーレターコード
- 公開日
- 2024/07/28
- 更新日
- 2024/07/28
校長室より
「JPN」は「日本」。「USA」は「アメリカ」。「FRA」は「フランス」。では、「GBR」は…?
オリンピックの参加国は、全て3文字のアルファベットで表されていますが、これは、国際オリンピック委員会(IOC)が定めた、「IOCコード」と言います。特に、アルファベット3文字で表すことから、「スリーレターコード」と言います。
ちなみに、「GBR」は「イギリス」になります。「Great Britain」の「G」と「Br」をあわせて「GBR」なんですね。
このスリーレターコードは、アルファベットの3つの文字の組み合わせを用いた符号、もしくは、これを用いた略記法のことで、世の中には、「IOCコード」以外にも、多くのものに、このスリーレターコードが使用されています。
他にあるものとしては…
●航空会社:JAL(日本航空)、ANA(全日空)、BOE(ボーイング)
●空港:NRT(成田)、NGO(セントレア)、HNL(ホノルル)
●大リーグ:NYY(ニューヨーク・ヤンキース)、MIA(マイアミ・マーリンズ)、SEA(シアトル・マリナーズ)
●JR東日本駅名:SJK(新宿)、SBY(渋谷)、AKB(秋葉原)
などなど…。特に、日本の駅名の表記は、外国人観光客が多くなってきていることから、わかりやすい表記の整備を進めているようです。
ちなみに、アルファベット26文字の3文字組み合わせると、「17,576通り」になります(26×26×26=17,756)。であれば、多くの名称はスリーレターコードで表せそうです。便利な表記方法ですね。
このスリーレターコードを覚えたところで、「何の得になるか…」と言われても微妙ですが、興味のある人は、チャレンジしてみてはいかが?
■IOCコード一覧 - Wikipedia