2024.10.24 第77回新聞週間記念の集い
- 公開日
- 2024/10/24
- 更新日
- 2024/10/24
校長室より
22日(火)に、午後から名古屋市へ出張だったため、18:15から名駅の「ウインクあいち」で開催された見出しの会に参加してきました。
会は、映画『弁当の日〜「めんどくさい」は幸せへの近道』の上映と、この映画の製作総指揮・監督である安武信吾氏の講演会「あなたは子どもに何を遺せますか」の2本立ての構成。ちなみに、安武氏と言えば、幼いときから亡くなった母のみそ汁のレシピを引き継ぎ、毎日、みそ汁を作り続けたことで有名な物語「はなちゃんのみそ汁」の著者です。
映画「弁当の日」は、ドキュメント映画ですが、心温まるエピソードの数々に、思わず、胸が熱くなるシーンがいくつもあり、「お弁当をつくる」ことで得られる、数々の効果・効能について、分かりやすく説いてくれる内容でした。
個人的には、20年ほど前に、この「弁当の日」を推奨していた、元小学校長である竹下和男先生の話を聴き、江南市に、学期に一度の「チャレンジ弁当の日」導入に関わった経緯があります。今なお、こうした活動が本校で続いていることは、当時の取組が間違いなかったことを確信でき、うれしく思いました。
また、奥様を早くに亡くされた、「はなちゃん」のお父さんである、安武信吾氏の話は、奥様とはなちゃん、そして安武氏のエピソードが、「食」というものをどのように考え、大切にしてきたかが、しっかりと伝わってくる話でした。中でも「食をおろそかにするということは、命をおろそかにする」というフレーズは、とても強く印象に残りました。涙なしでは聞けない話でした。
ちょうど、本校でも、先週の合唱発表会の日は「チャレンジ弁当の日」ということで、自身でお弁当を作ることを推奨する日でした。
弁当を作ることで「感謝する心が芽生える」「心からいただきますと言える」「失敗からまなぶことができる」「自立力がつく」など、様々な効果が得られことを狙った取組です。当日は、多くの古中生が、実践してくれました(参照:「2年生 チャレンジ弁当の日」「チャレンジ弁当の日【3年生】」)
ぜひ、ご家庭でも、お弁当の日に限らず、たまには、お子さん(古中生)に食事を作ってもらい(古中生も進んでチャレンジし)、家族で一緒に召し上がってはいかがでしょうか。きっと、素直でいい子が育つように思います^^
■映画「弁当の日」公式ウェブサイト
■安武信吾オフィシャルブログ「はなちゃんのみそ汁」
■早寝早起き玄米生活 〜がんとムスメと、時々、旦那〜