学校日記

図書館の様子【図書館】

公開日
2024/10/27
更新日
2024/10/27

図書館

 今週水曜日の図書館の様子です。この日は3年生の利用日でした。
 
 なんと!!3年2組の図書委員さんが学級で呼びかけをした結果、4月から、いや国語の授業での利用を除いては初めてでは!?という人も含めて、たくさんの人が足を運んでくれました。3年2組は図書館に遠い教室の1つですが、たくさんの人が来てくれて3年生&図書担当として嬉しく思いました。

 入試の文章はほぼ「初見」です。かつて受験生だった私は、模試や入試本番で知った作者や古典などが出ると、「お!知ってる!」とそれだけで気分が楽になって、落ち着いて文章を読むことができました。ある程度分量のある文章を限られた時間で内容を理解して読むためには、「読むこと」に慣れていることは強みだと思います。

 本を読むことは入試のためだけではありません。したがって、借りなくても、まず手に取ってもらうことからでも大きな意味があると私は思います。たまたま開いた1ページから引き込まれること、電子媒体では得られないページをめくる感覚、読んだ分が可視化されること、「紙媒体の本」に触れないと経験できないことです。

 私が紙媒体の本が好きな理由の一つに、古くなって少し日焼けした本でも読み返すと最初に読んだときの思い出が蘇ることがあります。それこそ中学生の時から所有している本を、今読み返すと「あのときは、〜〜という出来事があって○○な気持ちになったな…」と思い出を振り返りつつ、今の自分を振り返るきっかけになっています。

 今年の読書週間の標語である「この一行に逢いにきた」を、ぜひ体験してみてほしいなと思います。
 古中生のみなさん、まず、図書館に足を運ぶことからはじめてみませんか?