学校日記

2024.12.1 「100万人に一人」理論

公開日
2024/12/01
更新日
2024/12/01

校長室より

現在、後期の「生徒会アワー」の出演者を募っているところですが、今回の生徒会アワーは、ダンスや音楽等、得意とする様々なパフォーマンスを披露してくれる人を募集する企画となっています。

実は、この「得意とするパフォーマンス」は、これからの時代、大きな「武器」になる可能性を秘めています。

先生方には、伝えたのですが、「100万人の一人の存在になる」という理論があります。これは、民間出身の校長先生(東京都杉並区立和田中学校)を経験されたことで有名な藤原和博氏が唱える理論です。

まず、ある分野で「100人の中で一人」になることを目指します。これは、多くの人にチャンスがあります。次に、それに付随する分野でも、「100人の中で一人」になることを目指します。そうすると、この段階で「1万人の中で一人」という個性ができあがります。ここまでなら、なんとかなれそうな気がしないでもありません。藤原氏は、さらにそこから「100人の中で一人」を目指せば、「100万人に一人」となり、「オリンピックのメダリストレベルの希少な人になれる」と言っています。

どうでしょう。例えば、「100人で行われたけん玉大会で優勝」に、「100人で行われた英語スピーチコンテストで優勝」「100人で行われた動画作成コンテストで優勝」というキャリアをもっていると、「100人に一人」が3つあることになり、掛け合わせると「100万人に一人」になります。
すると「けん玉のテクニックを英語で解説した動画を作成し、全世界に発信」というスタイルを作ることができ、一つのビジネスになる可能性が生まれます。
決して、いきなり「1万人の大会で優勝を」と言っているわけではありません。「100人規模」でいいのです。

このように、何事も少し極めれば、可能性が広がり、上記のように、掛け合わせによっては唯一無二の人になれます。古中生の皆さん、「100人に一人」をいくつかもちませんか。

ちなみに「古中生で一人」になれば、その時点で「1,000人に一人」になり、二つ持っていたら、それだけで「100万人に一人」になりますよ^^