学校日記

2025.1.31 明後日は節分

公開日
2025/01/31
更新日
2025/01/31

校長室より

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明後日、2月2日は「節分」です。
「節分」は、厳密には、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日を指します。節分とは、文字通り「季節を分ける」ということを意味していますが、江戸時代以降は、特に「立春」の前日を指す場合が多くなりました。

ところで、「節分」と言えば、「2月3日」のイメージの人が多いと思いますが、今年は「2月2日」です。これは、今年の「立春」が「2月3日」であることから、上述の通り、自ずと、前日の2月2日となったのです。すなわち、立春が定まれば、節分が定まるのです。

では、なぜ、立春が例年より1日早い「2月3日」になったのでしょうか。これは、「うるう年」のように、地球が太陽の周りを公転する際の「時間のずれ」が原因です。「1年あたり6時間弱」のずれが、4年で「約24時間」となることから、立春が1日ずれることがあります。したがって、2021年も立春が2月3日でしたが、今年も4年ぶりの2月3日となりました。

そんな節分のタイミングに合わせて、本日の献立は「ご飯、牛乳、恵方巻の具、のり、いわしのかば焼き、けんちん汁、節分豆」という「節分献立」になっています。

最近では、節分に食べると縁起が良いとされている「恵方巻」がありますが、もとは「太巻き」そのものであったり、大阪地方を中心として行われているその「太巻きを食べる習慣」であったりします。
ただし、「恵方巻」という名称は、1998年(平成10年)に、あるコンビニエンスストアが全国発売にあたり、商品名に「丸かぶり寿司 恵方巻」と採用したことから広まったとされています。しかし「恵方巻」という名称に関する文献や、太巻きを食べる習慣がいつの時代からか、などという詳しいことは分かっていないのだそうです。

なお、今年の恵方は「西南西」となっています。明後日の節分でも、「西南西」を向きながら、恵方巻を食べる家庭が多いかもしれませんね^^