【2年生】社会(と給食)
- 公開日
- 2020/05/22
- 更新日
- 2020/05/22
2年生
待ちに待った来週からの学校再開。みんなの顔を思い浮かべながら、ずっとワクワクしています。
休校中、みんなはどんなお昼ご飯を食べていたかな?先生たちも自分でお昼ご飯を準備するようになって、給食のありがたみを改めて感じる日々でした。
さて、6月の国際給食はドイツ料理。社会科の視点から少し紹介します。
・香草入りソーセージ(Wurst)
ドイツの国民食とも言えるソーセージ。地域によってさまざまな種類のソーセージがあります。ソーセージのおいしさを引き立てる材料といえば、やはり香辛料!今回の宿題の範囲にある「大航海時代」の始まりは、この香辛料を求めてアジアへの新しい道を切り開いたこともきっかけでした。食と歴史のロマンを感じますね!
・ザワークラウト(Sauerkraut)
ソーセージの付け合わせとして定番のキャベツの漬け物。「すっぱいキャベツ」の意味です。大航海時代、長い航海の間にビタミン不足から壊血病という病気になり、亡くなる人も多くいました。そのため、保存のきくザワークラウトが対策として持ち込まれるようになったとも言われています。
・カルトフェルズッペ(Kartoffelsuppe)
こちらも定番、じゃがいも(Kartoffel)のスープ(Suppe)、と意味もその名の通りです。じゃがいもの原産地を1年生の地理で紹介しましたが、どこだったか覚えていますか?南アメリカのアンデス山脈でしたね。大航海時代、新大陸として発見された南北アメリカ大陸。この発見によってじゃがいもはヨーロッパにもたらされ、ヨーロッパの食に根付いていきます。煮崩れて味のしみこんだじゃがいもが、とてもおいしいスープです。
「食」から見える歴史や文化にもぜひ興味をもってくださいね。来月23日の給食をお楽しみに!お休み期間中の話も楽しみにしています。