1年生 美術科
- 公開日
- 2020/07/09
- 更新日
- 2020/07/09
学校概要
「色の性質」の学習の続きです。
今日は補色残像について体験しながら学びました。
補色とは、色相環で正反対に位置する関係の色の組み合わせのことで、互いの色を最も目立たせる色の組み合わせのことです。また、記念写真を撮影したとき、フラッシュのライトの光が、しばらく視界に残った経験は誰にでもあることでしょう。この現象を残像と呼びます。
授業の中で、スタジオジブリやディズニー、ピクサーなどの作品にはこのような補色残像の効果を利用して、きれいな色合いのアニメに仕上げているそうです。
また、中央道の恵那山トンネルなどの距離の長いトンネルには一定の間隔で「緑」のランプが目に入ります。「緑」の補色は「赤」ですので、補色残像の効果によって、ブレーキランプの「赤」がより鮮やかに見え、自然とスピードを控える効果があるそうです。
授業を生徒の側に立って見ていると、知らないことも多く、たいへん勉強になります。