スクールサポート活動
- 公開日
- 2021/02/03
- 更新日
- 2021/02/03
学校概要
9月から愛知教育大学の学生3名がのべ13日間にわたって、スクールサポート活動を行いました。今日が最終日でした。活動を終えた3名の感想を紹介します。
・スクールサポータとして活動させてもらって、自分が中学生だったころと比べて変わったことがたくさんあると感じました。数学の授業では、生徒同士での学び合いがすごく活発で、席を立って教えにいく姿が印象的でした。また、コンピュータやプロジェクターを使った授業が全学年で行われていて、自分も使いこなせるようにならなければと思いました。
・前半の6日間ほどは、授業の展開を細かく勉強させていただき、自分の学んだ教授法が所々に使われており、このように実践しているのだと感じました。特に○○先生のオールイングリッシュの授業は、本当に感銘を受け、自分の目標とさせていただきたい授業でした。後半では、子どもたちとの関わりを大切にし、積極的に話すようにしました。週に一度の活動では簡単ではなかったものの、教室へ行くと「○○先生だ!」と声をかけてもらえたのがうれしかったです。正直なところ、この活動を終えるのが寂しく、子どもたちともっと関わりたいと感じました。大学1年生で体験した以上に具体的な活動や考えができ、より一層教員を目指したいと感じました。
・13日間の活動を終えて、教える難しさを改めて感じました。理科は言葉だけでは想像することが難しいので実験を行うことが生徒の学びにとって大事です。この学校の先生方はできる限り多くの実験を取り入れており、器具がなくても身近なものでできることをしていたので勉強になりました。また、言葉で説明するときにも身近な現象を取り上げていたので、生徒が想像しやすいと思いました。自分が教える立場になったとき、参考にさせていただきたいです。
文部科学省の調査によりますと、今年度、全国で採用された公立小学校の教員の採用倍率は2.7倍と、過去最低になったそうです(中学校は5.0倍、高校は6.1倍)。長時間労働などで教職が敬遠されたのか分かりませんが、教職を目指す大学生に、学校現場から「教職の魅力」を伝えていきたいと思います。