学校日記

3年生 総合的な学習の時間

公開日
2021/06/11
更新日
2021/06/11

学校概要

5・6校時は「総合的な学習の時間」です。そもそも「総合的な学習の時間」って何でしょう?今から20年も前に導入された「総合」。そのねらいは生徒が自ら課題を見つけ出し、調べたり考えたりして問題を解決する力を育てるための学習の時間のことです。各学校では、教科を超えた横断的なテーマ学習に取り組むことが多いようです。本校ではこれまでに「福祉」「国際理解」「環境」「NIE」「キャリア教育」「情報」「SDGs」などに取り組んできました。特に、自然体験(野外学習)や社会体験(職業体験)などの課外活動を通じて「生きる力」を身に付けさせることもねらいの一つです。

学習指導要領では「総合的な学習の時間」の内容は現場の教師の裁量に任せているため、教師の得意分野を生かした魅力的な授業を構成できる反面、準備に時間がかかるなど負担が大きいのも事実です。

さて、今年度の3年生はどんなことをしているのでしょう?
本日は1時間を「思考ツール」の学習に、もう1時間を「プレゼンソフト」の学習にあてました。「思考ツール」とは考えたことを見えるようにし、考えることを助けてくれるものです。簡単に例を挙げると、「べン図」「マトリックス」「イメージマップ」などがあります。本時は次のような考え方をしたいときに、どの「思考ツール」を使えば、考えが可視化できるかを考えました。

1 順序づける  2 比較する 3 分類する 4 関連付ける 
5 多面的・多角的に見る 6 理由づける 7 見通す(結果を予想する)


「プレゼンソフト」の学習では、「Googleスライド」を使って、教員が作成したプレゼンテーションの見本をまねして同じものをグループで作成しました。「Googleスライド」のよいところは一つのファイルを何人でも開けることができ、同時にスライドを編集することができます。