学校日記

1年生 道徳科

公開日
2022/06/13
更新日
2022/06/13

1年生

先週金曜日に教育実習生による道徳科の授業が行われました。「ごめんね、おばあちゃん(内容項目:家族愛、家庭生活の充実)」の学習です。年老いた祖母に対して素直になれない中学生の主人公の心の動きを追いながら、家族の大切さを見つめ直しました。

家族は当たり前にいてくれる存在ではあるものの、中学生になると家族に素直に感謝の気持ちを伝えられないこともあると思います。そこで授業者は「家族は大切だと思いますか?」と、当たり前の考え方を揺さぶる質問をして、その理由を問いかけました。

生徒はタブレット端末を活用し、意見を表明し、共有された仲間の意見を読むことで多くの価値観に触れました。

「自分を育てて愛情を注いでくれる」「自分のことを応援してくれるけど、しつこく言われるのは嫌だ」「いつも自分のために働いたり、ご飯を作ってくれたり支えてくれるから、家族や親は大事」など、ふさんは言えない家族への思いを伝え合いました。また仲間の意見に共感できることを共有することで、更に深く家族について考えることができました。

なかなか感謝の気持ちを素直に伝えるのは照れくささなどもあるかもしれませんが、この授業を通じて改めて家族の大切さ、家族とのかかわりを考えられる人になってほしいと思います。