【10.28 研究発表会に向けてpart4】3年生理科 研究授業
- 公開日
- 2022/06/23
- 更新日
- 2022/06/23
学校概要
今回は第4弾となります。
昨日、6月22日(水)の5校時に3年生理科 「運動とエネルギー」の単元で研究授業が行われました。この授業は新任から6年目を迎える中堅教諭の研修も兼ねています。地区内の小学校から教科指導員の先生をお招きしています。
本時の課題は「運動エネルギーと位置エネルギーの間にはどんな関係があるのだろうか」です。
導入では振り子を使った運動から前時の復習を行っていきました。
振り子の場所に合わせて「ここだと位置エネルギーはある?」「この場所だと運動エネルギーは?」生徒たちは既習事項を思い出しながら答えていきます。
次に「各エネルギーを数値で表してみよう」と投げかけます。グループごとに用意された振り子の道具を使って、生徒たちはさまざまなアプローチを仕掛けていきます。中には振り子の運動の勢いをわざと手で止める生徒がいました。手に当たった衝撃の強さで運動エネルギーの強さを測っていたようです。
最後に位置エネルギーと運動エネルギーの関係を表したグラフから、力学的エネルギーの保存に関する規則性を見いだしていきました。しかし、直後にその規則性が覆されます、「いったいなぜ?」
続きはCMの後で・・・ではなく次時の授業が楽しみになる終わり方でした。
その後の研究協議会では、教科指導員の先生から、より深い学びを追究するためには「生徒の思考を揺さぶる」ことの必要性、また、教師が正解を伝えるのではなく、「生徒同士の議論の中から正解に近づけていく」ことが有効であると、ご助言をいただきました。研究協議会に参加した職員も一緒に課題について考える場面があり、皆が中学生に戻った気持ちで考えを出し合いました。

