【10.28 研究発表会に向けてpart6】1年生道徳 研究授業
- 公開日
- 2022/06/28
- 更新日
- 2022/06/28
学校概要
昨日、6月27日(月)の5校時に1年生道徳の研究授業が行われました。今回も名古屋芸術大学准教授の土井謙次先生を講師にお招きしています。
本時は道徳の内容項目で「遵法精神、公徳心」に当てはまり、「ルールとマナーの必要性」について考える授業です。
導入では、学級で行っている生活振り返りアンケート項目を活用し、ルールとマナーの違いを意識させていきます。
次にインターネットのSNS上のやりとりを題材に、登場人物三人の投稿の何が問題だったかを考えさせていきます。ワークシートには「インスタ映え」でおなじみのインスタグラムを連想させる挿絵を載せるなど、授業者の遊び心が溢れていました。
その後、ルールとマナーについて生徒のさまざまな意見を吸い上げるために、授業者は「ワールドカフェ」という手法を取り入れていました。これは、小グループに分かれ、テーブルごとに対話をするやり方で、一定時間が過ぎれば、テーブルのメンバーを入れ替え、対話することを繰り返していくものです。少人数で対話をすることで、相手の意見を聞きやすく、自分の意見も言いやすいというメリットがあります。
今回で3回目ということで、全員が要領よく積極的に活動に参加している姿が印象的でした。
その後の研究協議では、「道徳は下手をすれば教師の価値観の押しつけになってしまうところがあるが、今回は生徒たち自らルールとマナーについて考えてほしかった」という授業者の意図が話されました。
講師の土井先生からは、ICTを活用したこれからの道徳授業のモデルを紹介していただきました。時代とともに授業も変革が求められていきます。我々教師も学び続けていくことが必要だと改めて考えさせられました。