「家庭学習の在り方を考える会」を行いました。
本校の教職員に加え、保護者代表ということでPTA会長にもご参加いただき、貴重なご意見をいただきました。

「学校が宿題を課すのは何のためか」という本質の話し、数年前から声が上がっている「家庭学習が多すぎて子どもが睡眠時間を削られ疲れ果てている」という本校の過去の背景の話しが出されました。

そして、「子どもが家庭においても自律的に学ぶ姿を実現するためにはどうしたらよいか」、「家庭学習を通じて身に付けたいのは学力なのか、学習習慣なのか」、「強制力のある宿題を課してきた結果、やらされ学びに繋がってしまっていないか」、「学び方を知らない子どもたちは、自主性に任されると途方にくれるのではないか」、「計画的に学びを積み重ねる経験が必要なのではないか」、「家庭学習を子ども自身が計画し、振り返る過程に大人が寄り添ってあげることが大切なのではないか」、「家庭学習は保護者の方のご理解とご協力が必須ではないか」、「目指す子どもたちの学びの姿を保護者の方と共有することが大切ではないか」など、多様な意見が交わされました。

今後も、保護者の皆さまや子どもたちの声も聞きながら、よりよい家庭学習の在り方を探っていきたいと考えています。