2月21日(水)
- 公開日
- 2024/02/21
- 更新日
- 2024/02/21
学校概要
「漱石の日」
1911年2月21日、作家・夏目漱石が文部省から文学博士号授与を辞退した日です。
辞退したことには賛否両論あったそうです。
夏目漱石は「今日までただの夏目なにがしとて、世を渡って参りました。これから先もやはりただの夏目なにがしで暮らしたい希望でおります。従って私は博士の学位を頂きたくないのであります」と辞退しました。
夏目漱石は前年1910年に胃潰瘍で伊豆修善寺温泉に療養中、大吐血で一時危篤状態になりました。その後も胃潰瘍に悩まされ病気で博士授与のために出頭しろといったことにも不満・反発を持っていたものと思われます。漱石は1916年に49年の若さで病気のため亡くなっています。
(今日は何の日事典)