視察団のご来校part2
- 公開日
- 2024/02/27
- 更新日
- 2024/02/27
学校概要
福井県の福井市立明倫中学校から視察にご来校いただきました。
3年生が入試の関係で不在でしたが、1・2年生の英語や社会の自由進度学習、国語での探究的な学びの様子を参観いただきました。
「生徒の皆さんが実に生き生きと学習しており、学びに向かうエネルギーを感じる」とのことで驚かれてみえました。
単元を通して一斉講義型を中心とした「先生が教える」授業を続けていた頃は、生徒が受け身で集中力がもたず、どうしても顔を伏せてしまう生徒がチラホラ見受けられました。
自由進度や探究の「生徒が学ぶ」授業では、各々が自ら学び方を選択して自分のペースで学びを進められることや、仲間との対話や協働が増えるため、特にこれまでなかなか集中力が続かなかった生徒のみなさんにとって、学びに向かう態度を前向きに変化させるきっかけになっていると感じます。
学習者(生徒)中心の学び(授業)をどうデザインするか、個々の学びの実態をいかに的確に把握し、どう支援し、どう視点を示し、どう(社会や仲間と)つなげることができるかなど、教師の役割は変化しています。
まだまだ手探りの部分もありますが「学びは与えてもらうだけでなく、自分で舵を取り、調整し、つかみにいくことができる」ということを多くの生徒たちが実感してきており、「学ぶ」ことに対する意識の変化を感じます。