3月21日(木)
- 公開日
- 2024/03/21
- 更新日
- 2024/03/21
学校概要
「ランドセルの日」
3+2+1は6で小学生の修業年数の6になることやこの時期に卒業式も多いことからランドセルの日になったといわれています。
ランドセルのもとは、江戸時代の幕末に洋式軍隊制度を導入するにあたりオランダの背嚢(はいのう)(オランダ語で「ランドセル」)を導入にしたことがきっかけです。
ランドセルが学校に導入されたのは1885年の学習院です。
「学用品は自分の手でもってくるべき」との考えから、軍隊用の背嚢を採用しました。当初はリュックサックの形に近いものでしたが、箱型になったのは伊藤博文が大正天皇の入学祝いに箱型かばんを献上したことが現在にランドセルの原型といわれています。
1890年に学習院で背嚢の素材は黒革に指定されたことからランドセルの色は黒になりました。しかし庶民は高価で買えず、ランドセルが一般に普及したのは高度経済成長期頃です。
ランドセルは男子は黒、女子は赤が一般的でしたが、昔もさまざまな色のものが売っていましたがあまり売れませんでした。2000年代になってからいろんな色のものが売れるようになったようです。
(参考文献:今日は何の日事典)