3学期始業式
- 公開日
- 2010/01/07
- 更新日
- 2010/01/07
その他
今日は,3学期始業式が行われました。新しい年を迎え,式では,校長先生より以下のお話をしていただきました。
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今朝,門に立ってあいさつ運動をしていると,寒い中でしたが,元気で明るい笑顔をたくさん見ることができました。「いい年を迎えることができたな」と感じることができました。
さて,正月には初詣に行き,様々なお願いをしたことでしょう。また,行けなかった人も「今年は,こんな年にしよう」と思ったことでしょう。
ある人が,奈良の,あるお寺のおみくじの「吉」と「凶」の割合を調べたそうです。
すると,大吉,中吉など全てを含めた「吉」が69%,逆に「凶」は31%ということで,「吉」と「凶」がおよそ7:3の割合だったことが分かりました。
この「7:3」という数値は,人が安心・納得する数値と言われます。全部「吉」であっても,また「凶」が多くても,信頼性に欠け,おみくじを引く気持ちになれないからです。
そして,おみくじを引くと,「凶」を引けば,「今年はよくないか・・・」と思いつつも「どうか,良い年になるよう,助けてください」と願いながら,境内の紐に結びつけます。
「吉」を引けば,「やったー」と思いつつも「浮かれず,気をつけるのでよろしくお願いします」と願いながら,境内の紐に結びつけます。
このように,人は,自分の気持ちを整理するためにおみくじを引きます。
しかし,現実は,おみくじに頼るだけではなく,自分自身が頑張らないと,成果は表れないものです。
3年生の皆さんは,この3学期,努力をしなければ,希望する結果は出ないでしょう。
1・2年生の皆さんも,自分のことは,自分の力で切り拓けられるよう努力をし,よい成果をあげてください。
ぜひ,みなさん,今年も良い年にしてください。
そして,力をあわせて,よい3学期にしていきましょう。