今日の朝礼 〜校長講話〜
- 公開日
- 2010/07/05
- 更新日
- 2010/07/05
その他
週末に行われた西尾張陸上競技大会は,雨で,大変コンディションが悪かったのですが,多くの選手が全力を尽くしてがんばりました。
さて,先週末に2年生が「働く人の話を聞く会」を実施し,貴重な話を聞く機会がありました。その中の話や,以前ある人から聞いた話で「“プロ”という人はどういう人か」ということを知りました。印象に残ったことを二つ話します。
一つ目は,「この仕事をやってもらうなら,これを作ってもらうなら,あの人に頼もう」と言われる人がプロだということです。
皆から認められるには,自分の才能を見抜くことが大切です。「この部分を伸ばそう」「あの人には負けないぞ」そんな気持ちで,力をつければ,やがて周囲から認められる力をつけることになるでしょう。
二つ目は,「しっかりとした準備ができていない場合は,無理をしない」ということです。
海上保安庁の特殊救難隊のリーダーが,「自分や隊員の命が危険な状況に追い込まれる前に手を打つ、そのような状況にならない準備をしてから、救助をする。」と言っていました。「なるほど,さすがプロだ」と思いました。「このままでは,とんでもないことになるぞ」という状況でもつい続けてしまうことはありませんか。プロは,「仕事をするならきちんとした仕事をする」「きちんとするために準備をしっかりする」ということなんだと思いました。
様々な人の言葉や,テレビなどのメディアからの情報には,自分に生かすことができるものがあると思います。ぜひ,それらを心に留め,将来に生かしてほしいと思います。