頑張れ!バッタ君。それにしても…
- 公開日
- 2011/09/03
- 更新日
- 2011/09/03
その他
職員室の窓の外を見ると、バッタが飛ばされないように必死に隅の方でしがみついています!
バッタも台風による強風から身を守るために避難してきたようです。
「江南市」には、暴風警報こそ、発令はされていませんが、依然として、風がとても強く吹いています。
しかし、なぜこのレベルで警報が出ないのか不思議です。ここ何年かの間に警報が出されたときより、間違いなく、強い風なのに・・・。
「尾張西部地方」に発令はされているというものの、名古屋地方気象台によると、実は、自治体別に見てみると、弥富市と飛島村のみだけ発令されているのです。
海に面している箇所だからこそ発令されているということがわかります。(同様に、知多地域では、海に面していない阿久比町と大府市のみは発令されず。これも・・・?)
尾張西部に属するこの二市村が、発令されてなければ、「『尾張西部地方』に発令されました」とはならなかったことになります。
もし、運動会や体育大会の開催日だったらどうなったかと思うとちょっと怖くなります。「ウチの自治体は発令されていないので、開催します」なんてなったら・・・。
自転車通学の生徒は風にあおられて通学中に転ぶは、グランドの大きなテントはあっという間に飛ばされるは、向かい風の中を走って記録は出ないは・・・、それはもう大変なことになっていたはず。
そしてもう一つ、気になったのは、「デジタルテレビよ、いよいよ活躍だ!」と、データ放送を見ると、局によって、ザックリと地方・地域別の警報情報を出していたり(掘り下げると自治体別にたどり着きはするが・・・)、初めから自治体別に一覧を表示してあったり・・・、と混乱を来すのではないかと思いました。
現に、「江南市は警報出てませんが、今日の大会は・・・」などの問い合わせの電話があり、家庭も迷われていたことが分かります。
警報のジャッジの出し方、線の引き方、各メディアの情報の出し方などなど、今回の台風はいろいろなことを考えさせられた台風でした。震災の後であるだけに、情報の扱い方をわかりやすくできるといいなぁ、と思ったのでした。