学校日記

杉原先生のアメリカだより♪ #12 (10/17)

公開日
2011/10/17
更新日
2011/10/17

その他

Hello!
How are you?

お久しぶりです。こちらでは、10月に入ってから急に秋の気配が濃くなってきました。大学のキャンパスでは、木々が一気に色づき、もう散りはじめています。リスたちも、朝から夕方まで、食べ物集めに熱心です。

今日は「びっくりしたことPart2」。バスの話です。
みなさんは日本でもまだバスを使った経験は少ないかもしれませんが・・・。

日本のバスは、降りたいバス停が近づいたら、それぞれの座席近くにあるボタンを押して知らせますね。
アメリカのバスは少し違います。バスの壁際に黄色い長いひもがついています。降りたいときはそのひもを引っ張ります。通路側に座っている人や通路に立っている人は、ひもまで手が届かないので、近くに座っている人に頼んでひもを引っ張ってもらいます。

さらにびっくりしたのは、バス停のシステムです。時刻表が無い!バスが何時に来るか決まっていないんです。代わりに「次のバスは〇〇分後に到着します」という電光掲示板がついています。アメリカ人に言わせれば、「え?バスを時間通りに走らせるなんて無理に決まってるじゃん。時刻表なんか作って、遅れたり早まったりしたらどうするの?それより、次のバスがいつ来るか分かるほうが大事でしょ。」ということです。GPSでどのバスがどこを走っているかを把握して、表示するのだとか。ウェブサイトでもチェックできるので、乗りたい人はその時間を見てバス停に行けばいいわけです。時刻表に合わせてバスが運行している日本とはあまりにも違っていて、最初はすごく戸惑いました。慣れてきた今でも、ちょっと不便に感じるときがあります。
文化の違いがこんなところにも出るなんておもしろいですね。

それではまた。
See you!

上段3枚:バスの中
中段:キャンパスの葉が黄色くなった木々
下段左・中:バス停
下段右:ウェブサイト

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