学校日記

杉原先生のアメリカだより♪ #16 (11/23)

公開日
2011/11/23
更新日
2011/11/23

その他

Hello, everyone!
How are you?

今日は、私たちが参加した学会の話をしたいと思います。

先日、Rutgersに派遣されている13人は、TESOL Conferenceという学会に参加し、「日本の英語教育の現状」について発表してきました。TESOLというのは、Teachers of English to Speakers of Other Languagesの略で、つまり「英語を母国語としない人たちに英語を教えている先生たち」の組織です。2日間にわたり、100以上の団体が参加して行われました。ポスターセッションといって、一度に15団体くらいがそれぞれ違う部屋でプレゼンテーションをします。日本の英語の先生のグループが参加するのは初めてということで、みなさん興味津々でした。

アメリカの先生たちがいちばん興味をもってくれたのは、日本の学校のシステムのことでした。「ホームルームがあって、生徒は基本的に一日中そこで生活する」とか「日本では先生たちが部活のコーチもする」とか「道徳の時間がある」とかいうことです。

もう一つは、やはり英語学習のこと。「日本の国内では英語を使わなくても生活できてしまう。そういう国の生徒たちは、何のために英語を学ぶのかわからなくなる時があるんじゃないのか」ということです。みなさんはどう思いますか?

最後に、私が話したある先生からのコメントを紹介しますね。

「生徒のみなさんに、ぜひ世界に目を向けるように伝えてほしい。今はほとんどの国で英語を勉強している。だから、英語を使えると世界中の人と簡単にコミュニケーションができる。いつか必ず、英語を勉強しておいてよかったと思う瞬間があるはずです。」

期末テストを控えて、がんばっている時期だと思います。「英語を使える日本人」を目指して、Do your best!

それではまた。
See you.

※写真
 左上:早朝からの受付の様子
 右上:朝早いので、軽食が出ます(よく見るとグラスやお皿が・・・)。その時間を利用しての発表もあり、びっくり。みなさん熱心です。
 中段:ポスターセッションの会場の様子
 左下:手書きのボードと折り紙で日本をアピール
 右下:プレゼンの様子

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https://konan.schoolweb.ne.jp/2320017/blog_img/60683098?tm=20250203120257