「サバ銀」の加工工場よりお手紙がきました
- 公開日
- 2013/03/13
- 更新日
- 2013/03/13
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「サバ銀」こと、給食の人気メニューの一つである「サバの銀紙焼き」。
その「サバ銀」を加工生産している、宮城県釜石市の津田商店さんが、工場再開とのことを聞き、「よかったですね」と、メールを送付したところ、その津田商店さんからお手紙が届きました。
津田商店さんは、2年前の震災で工場は壊滅状態となり、何もかもあの大きな津波に流されてしまったそうです。そこから、こうして全国に商品を出荷できるようになったのは、並大抵のことではなかったと思います。ここに、その手紙の一部を掲載します。
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(前略)
お陰様で、昨年4月より新工場にて生産を再開いたしましてから順調に推移致し、現在は、震災前を上回る機能を有する工場に整うまでに至ってまいりました。
振り返ってみますと、大津波に見舞われ、本社と工場が共に全壊し、機械装置・備品・資材・商品・各種書類等や頭脳的役割を司るこんぴゅーたーまで流出してしまいました。しかしながら、今こうして再開できたのは、掛け替えのない二つの偉大な財産が関与されたからこそと確信しています。
それは、会社の失われたしまったハード面を従業員各自が積み重ねてきたソフト面やノウハウを結集し、再興までにこぎつけられ、更にこの機を利して機能アップも図ることができました。
その上、なんと言っても弊社製品を、ご支援・ご声援をいただきました多くのユーザー様や児童・生徒の方々からの心強い大きなエールや励まし等の頼もしい後ろ盾が、活力の源になったからこそ現在があると感謝に耐えません。本当に感謝・感謝の至りです。
(後略)
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こうして、立ち上がった人たちのためにも、給食は残さずいただき、その他、何事にも不自由なく暮らすことができることに感謝をしなければなりませんね。
津田商店さん、私たちも頑張ります!
これからもおいしい「サバ銀」をよろしくお願いいたします!