学校日記

二十四節気「小満」

公開日
2013/05/21
更新日
2013/05/21

その他

今日、5月21日は、二十四節気の「小満(しょうまん)」です。 

「小満」とは、陽気が良くなり、万物が次第に長じて、天地に満ち始めることから「小満」と言うそうです。
また、秋に蒔いた麦などの穂がつく頃で、「ほっと一安心する(少し満足する)」ことから、そう言われるともいいます。
その昔、田畑を耕して生活の糧を稼いでいた時代には、農作物の収穫の有無は、人の生死にかかわる問題でした。そのため、麦などに穂がつくと「今のところは順調だ、よかった」と満足したことから、そんな名前がついたのでしょう。

いずれにしても、私たちは、多くのモノに満ちあふれていて、なかなか「一安心する」ということがなくなっているかもしれません。

こういった節目に、昔の人たちが、モノや農作物を大切にしていたことを改めて思い返し、自然の恵みなどに、感謝の気持ちをもつことができるといいですね。

感謝と言えば、明日から、3年生は修学旅行です。
修学旅行に行くことができるのも、家族のおかげであり、準備を進めてくれた先生や旅行業者のおかげであり、もっと言うなら、世の中の多くの大人の人たちの手で旅行が成立します。そんな人たちにも、感謝したいものです。