冬至
- 公開日
- 2013/12/22
- 更新日
- 2013/12/22
その他
本日、12月22日は、二十四節気の「冬至(とうじ)」です。
一年の間で昼が最も短く夜が最も長くなる日(北半球)であることは、ご存じの通り。
このことから「日の出が最も遅くて、日の入りが最も早い」と思っている人もいるかもしれませんが、これはちょっと異なるようです。
実は、日の入りが早くなるピーク(12月上旬)が、日の出が遅くなるピーク(1月上旬)よりも先なのです。つまり、冬至の日には「日の出はもう少し遅くなるけれど、夕方は徐々に明るくなり始めた」という時期で、そのズレの兼ね合いによって昼間の時間が最も短くなるのが、「冬至」の日なのです。
また、この日は、柚子をお風呂に入れ、「柚子湯」とする風習がありますが、「柚子湯に入れば風邪を引かない」とされ、江戸時代から始まったものと言われます。
実は、科学的にも、血液の流れを良くする血行促進効果があり、風邪の予防だけではなく、冷え性や神経痛、腰痛などを和らげる効果があるとされているのだとか。
皆さんの家庭でも、今日は柚子湯で体を温め、風邪の予防はいかがですか。