学校日記

「だらだらネット」成績ダウン

公開日
2013/12/26
更新日
2013/12/26

その他

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本日付(12/26)の中日新聞一面に「だらだらネット 成績ダウン」の記事が掲載されていました。

これは、4月に実施した「全国学力・学習状況調査」の分析結果によるものです。
そこには、以下のような内容が書かれていました。

・ 平日にインターネットをする時間を1時間より少ないと答えた生徒の平均正答率が最も高い。
・ ネットの利用時間が長くなるにつれて平均正答率が下がる。
・ 1日4時間以上の生徒の平均正答率が最も低い。
・ 「全くしない」の正答率は、「1〜2時間未満」よりも低く、適切な利用なら学力に影響しない。
・ テレビについても、1時間を超えて視聴すると、比例して成績が下がる。
・ 「全く見ない」子は、「1時間未満」視聴する子より成績は低い。

以上のことから、「無目的にだらだらと続けることがないように」という、有識者のコメントも掲載されています。

ところで、学校の授業時間数(9教科+道徳+特活+総合)は、年間で「1015時間」なのは、知っているでしょうか。
「5教科のみ」で計算すると、中1・2で「630時間」、中3で「665時間」です。
しかも「1時間」とカウントされている授業時間は、実際は「50分」ですから、高校受験の科目となる5教科の年間授業時間数は、なんと「約550時間」のみになることになります。

もし、1日4時間も365日ネットをしていたら、「1460時間」となり、授業時間の約3倍の時間数に!
逆に、1時間未満なら「365時間未満」となる計算になります。

成績にどう影響するかは、察しの通りです。
この冬休み、どう時間を過ごすか。そして、学校が始まる平日の過ごし方をどうするか。よく考える必要がありそうです。

また、家庭の協力なしでは、成り立ちません。ぜひ、ルール作りなどし、上手につきあっていくよう、指導をお願いいたします。