その一秒をけずりだせ
- 公開日
- 2014/01/03
- 更新日
- 2014/01/03
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東洋大学の総合優勝で幕を閉じた、今年の「第90回箱根駅伝大会」。
圧倒的な力で優勝したように思える東洋大学ですが、その根底には、何人かの選手の腕に書かれていた「その一秒をけずりだせ」の意識があります。
ちょうど、本ホームページ「大切にしたいことば」にも紹介したことがあります(2013年2月10日:221)が、以下のような事実から、東洋大学駅伝部では、この言葉が「合言葉」になっています。
(※以下、その「大切にしたいことば」記事の文を再掲載)
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2011年、箱根駅伝。
早稲田大学に21秒差という、大会史上もっとも僅差で準優勝に甘んじた東洋大学。
「1区間2秒縮めれば、優勝できたはずだ」と酒井監督。
そこから「1秒を削り出せ」を合い言葉に、
1秒にこだわった練習を積み重ねた結果、
翌年2012年には、前年の大会新記録を8分も上回る、
圧倒的な記録を打ち出す強さで優勝し、世間を驚かせた。
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今年は、大きな大会でなかなか勝てず、苦しく、悔しい思いをしてきた東洋大学だと思いますが、箱根駅伝では、2大会ぶりに優勝することができました。
やはり、その言葉をかみしめながら、今回の箱根に向けて練習を積み重ねてきたそうです。
勉強も、運動も、なんでもそうですが、積み重ねは大きなものだとつくづく思います。
テストでは、各教科5点ずつ前回より得点を上げる。
バスケットボールで、一人が1本ずつ多くシュートを決める。
体育大会では、一人一人が少しずつ点数を獲得する。
外掃除で一枚でも多く落ち葉を拾う。
学校生活の中で、考えてみると、色々な場面で応用できそうな気がします。
今年の箱根駅伝を見ながら、そんなことを改めて感じました。
布中生の皆さん、生活の様々な場面で「一秒をけずりだせ」るよう、がんばってみませんか?