学校日記

ゲーム機やスマホの長時間の利用は・・・

公開日
2014/01/09
更新日
2014/01/09

その他

1月9日付発行の「教育新聞」に以下のようなことが、コラム欄「鉄筆」に書かれていたので紹介します。(以下引用)

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「ゲーム機やスマートフォンなどで遊ぶ時間が長いほど学力検査の成績は悪化する」。脳科学者で「学習療法」の研究者で知られる川島隆太東北大学教授と仙台市教委との共同研究から明らかになった。同市内の中学生約2万4千人を対象に実施した主要教科の学力検査と生活・学習状況調査から導き出された結論だ▼同教授はこの研究結果について、「ゲーム機などの長時間の利用は、脳や心の働きを混乱させて集中力が落ち、勉強したことを忘れやすい可能性がある」「学習した効果がゲームなどで打ち消されている可能性を示す衝撃的なデータだ。利用時間は1日1時間以内に抑えるなど、上手な使い方を身につけてほしい」などと話している。 

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単純に、ゲームやスマホのために、家庭学習や自主学習に費やす時間が削られれば、学力が高まらないのは容易に想像ができます。しかし、川島教授によれば、脳科学と関連づけて検証しているところがポイントで、その言葉には説得力があります。

部活動の時間が短く、寒さのため、家にいる時間が長いこの季節です。ひょっとしたら、ゲームやスマホに時間を多く費やしている人がいるかもしれません。
学習面で大きな影響が出る前に、時間の使い方を今一度、見直してはいかがでしょうか。

保護者の皆様も、家庭での利用について一考いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。