交通ルール・マナーの再確認を その2
- 公開日
- 2014/02/02
- 更新日
- 2014/02/02
その他
自転車通学の人が、ヘルメットをかぶらず(ノーヘル)自転車に乗って登下校をし、指導を受ける人がまれにいます。
なぜ、ヘルメットをかぶるのか。
「命を守るため」「頭部への重大なダメージを与えないため」
など、ノーヘルの人もその理由は分かっているはずです。
先日(1/30)付の中日新聞(県内版)に関連する記事が掲載されていました。
自転車のスピードを時速20kmと想定すると、壁にぶつかった時の衝撃は、「二階から転落し、路面にたたきつけられた」「軽自動車1台がのしかかる」衝撃と同じだそうです。
最近5年間(2007〜2011)に発生した、自転車事故者の死者2230人を検証すると、「非着用」が2181人(98%)、「着用してもあごひもを締めずに脱げた」が22人(1%)という結果だったそうです。「着用」の27人(1%)を除く、99%の人が、正しくヘルメットを使用しないために命を落としているのです。
布袋中学校でも、毎年、交通事故があります。幸い、命に関わったり、大きな怪我に至っていませんが、その大半が自転車通学者です。
印象に残っているのは、数年前に起きた、部活の練習試合の帰りに、飛び出してきた車とぶつかり、ボンネットに体が載り、フロントガラスにひびが入るほどの衝撃を受けるも、ヘルメットを着用していたため頭部の怪我を免れたという事故がありました。しかも、そのヘルメットは、その事故で「割れた」というから、その衝撃の大きさに驚かされます。
「面倒くさい」「うっとうしい」などの、安易な理由でノーヘルにするのは、いかがなものでしょうか。何かあってからでは、手遅れです。
一人一人が、ルールを守りましょう。