学校日記

今日は何の日

公開日
2015/01/14
更新日
2015/01/14

その他

■ 愛と希望と勇気の日、タロとジロの日
 1959年(昭和34年)、南極に置き去りにされた南極観測隊の2匹のカラフト犬・タロとジロの生存が確認された。1956年(昭和31年)の秋、南極観測船「宗谷」で11人の隊員が東京港を出発。15頭のカラフト犬も犬ぞり隊として参加した。1958年(昭和33年)、第2次越冬隊を送り込む為再び「宗谷」は南極に向かったが、厚い氷にはばまれて断念。11人の越冬隊員はヘリコプターで救出されたが、15頭のカラフト犬は救出することができず、鎖につないだまま氷原に置き去りにされた。翌1959年(昭和34年)のこの日、ヘリコプターが2頭の生存を確認した。南極から打電されたこのニュースは、世界を愛と希望と勇気の感動で包んだ。ジロは南極で死亡したが、タロは5年後に日本に生還して北海道で余生を過ごした。