誰かのために【2年生】
- 公開日
- 2019/10/08
- 更新日
- 2019/10/08
2年生
今日、素敵だなと思ったことがありました。
ある1人の2年生が、部活が始まる前の時間にグラウンドに落ちている銀杏を一つずつ拾っていました。特に、誰かが指示した訳でもありません。朝早くだから眠たいはずなので、ゆっくり休憩をするという選択肢もあったはずです。それでも、誰かのことを思った行動ができるその生徒の姿を見て、心の底から感動しました。
でも、それだけではありませんでした。実は、その後に、先輩の姿を見た同じ部活の1年生が、すぐに手伝っていました。彼らが銀杏を拾っても何か得するかと言うとそういう訳ではありません。その損得の感情ではない何か別の気持ちが、彼らの自発的な行動に結びついたのだと思います。そして、その自発的な行動が連鎖して周りの人達と心を動かすのだと、改めて彼らに教えてもらいました。
生徒達は宮中でたくさんの「人と関わり」ながら毎日学んでいます。そこで、生徒一人一人の思いやりや自発的な行動が連鎖していく雰囲気をこれからも大事にしていってほしいなと心からそう思いました。

