詩の紹介 No.167
- 公開日
- 2013/02/26
- 更新日
- 2013/02/26
その他
「一期一会」という故事があります。最近は、実感としてこの言葉がわかるようになりました。教員という仕事をしていると、毎年毎年多くの人と出逢います。出逢いが多いことは幸せなことですが、それと同じ数の別れがあります。特に子どもたちとは、また会えるという保障がありません。
心を込めて、できる限りのことをしてあげたいと思うようになりました。出し惜しみをせずに、もっているもの全てを提供したい、同じ時代(とき)を一緒に過ごした証を、一つでも多く残したい、そんな想いでやってきました。
別れがあるから人の世は美しく、出逢いがあるからこそ人の世はすばらしいものです。人と人の出逢いって素敵なものです。出逢った人たちとのつながりをこれからも大切にしたいと感じる年となりました。1年間本当にありがとうございました。