学校日記

順位はつけられるものとつけられないものがある

公開日
2013/05/05
更新日
2013/05/05

校長室から

昨夜、「日本が誇る美味しいお土産(みやげ)ベスト10」という番組がやっていました。少し興味深く観ていました。特に食べたことがあるものは親近感をもって応援していました。
第10位 滋賀県の「バームクーヘン」と出たときはPTA研修旅行で近江八幡へ行き並んで買ったことを思い出しました。工藤静香さんが推薦されたことでも有名とか・・・。
第9位 神奈川県の「崎陽軒シュウマイ」これも定番ですね。
第4位 富山県の「ますのすし」これも駅弁などで有名ですが、ひとつひとつ丁寧に骨など抜いて作ってみえるのですね。
第3位 愛知県の「坂角総本舗ゆかり」には驚きました。身近のあのせんべいが3位!東海地方は強いです。
第1位は北海道チョコレートオーレでした。おめでとうございます!

さて、この番組を観て「え?」と何度も思われたのは私だけではないと思います。まず、県でひとつの代表があるのですが、たとえば北海道、六花亭マルセイバターサンド(写真)がエントリーされていないのです。その他「白い恋人」も入っていません。三重県でもあの「赤福餅」でなく「なが餅」がエントリーされていました。県でひとつにしたことにすごい反発があったと感じます。

もっと可哀想なのは会場まで乗り込んだ知名度では全国区「生八つ橋」などの会社のみなさん。ベスト20にも入らなかったことにどんな気持ちでいられるでしょうか。営業に影響しないでしょうか。

我々はとかく1位、2位と順位をつけたがるのですが、選ばれたところはいいのですが、選ばれなかったところの悲しみを軽く見ない方が良いのではないでしょうか。きっと、県代表にも選ばれず、悔しくて番組を見られなかった会社の方もみえると思います。順位はつけられるものとつけられないものがあることを忘れてはいけません。愛知の「ういろ」も、「鬼まんじゅう」も大好きです。もっと言えば江南の「さんきゅら」「ふもち」も大好きです。みなさん、自信もって今日も作ってくださいね!あなたのところが1番です!

教育現場でも大切にしたい言葉です。「順位はつけられるものとつけられないものがある」