学校日記

校内めぐり20 【敬語】

公開日
2013/08/08
更新日
2013/08/08

校長室から

朝早く来てみると、体育館の前にバスケット部の平野君が一人、待っていました。二人でざら板に座り話しました。昔、お兄さんをここ宮田中で陸上を教えたのですごい年の差があります。彼のバスケットに懸ける想いが伝わってきました。また、丁寧(ていねい)に話してくれる彼から教師になった喜びみたいなものをいただきました。(蚊に刺されながら長い時間話しました)

そう言えば、この夏、どの部もすごく頑張っています。特にバスケット部男子、よく育っているなと感じたことがあります。2年生牟田君、1年生の川崎君と伊波君と話す機会があり素直だなと思いました。どうして感じるかって?それは敬語が使えるからです。素直な人しか敬語は使えないし、相手を認めた時しか使えないからです。敬語ってものすごく多くのことを知ることができ、いろんな意味でのバロメーターだと思います。

サッカー部はサッカー小僧の集まりです。サッカーが大好きみたいで1日でもサッカーをやっています。先日、言葉遣い等で叱ることがあり、どうしているかなと思いのぞいてみました。「頑張れよ!」と握手したなら恥ずかしそうな、嬉しそうな顔で応えてくれました。叱ることは勇気いりますが、相手を信じるからこそ思い切り叱れるのです。また、新しい出会いがありとても嬉しかったです。

野球部は1・2年生にとって初めての練習試合でした。滝中学校に嬉しそうに出かけていきましたが、帰ってきて、結果を聞いたなら負けたそうです。「どうだった?」「負けた」「点差は?」「3対1」話していてまったく敬語が出てきません。こりゃ、まだまだ道は遠いかも・・・。本当の練習を重ねているチームは敬語が自然に出てくるのですよね・・・。期待してます。

※写真はバレー部が練習を終え、水飲み場に集まっていたところです。