忘れられない高校野球の名勝負
- 公開日
- 2013/08/11
- 更新日
- 2013/08/11
校長室から
高校野球が行われています。球児から頑張りを頂いている毎日です。高校野球でみなさんは名勝負と言ったなら、過去のどの試合を思い出されますか?私のベスト3は以下の通りです。
第3位は1998年の準々決勝の横浜高校対PL学園です。勝負の醍醐味に酔いしれた延長17回でした。横浜・松坂投手は,勝利の瞬間にガッツポーズをする余力がなかったほどの力投した。250球を一人で投げたのです。次の準決勝明徳義塾高校戦は松坂投手は先発できなかったのです。試合は6点差の大差となり、横浜は終わりかと思われた中で大逆転し、松坂が最後締めたのです。そして、決勝では京都成章高校戦ノーヒットノーランで優勝し、劇的でした。20世紀最後の名勝負だと思います.
第2位は1979年箕島高校対星稜高校の延長18回です。その理由として、箕島が失点した回の裏(12回、16回)、共に二死無走者という土壇場から本塁打により同点としたことをあげたいです。12回のケースでは、箕島の打者が打席に向かう前に監督に対して「ホームランを打っていいですか?」と発言した後に本塁打を放っている事です。16回裏2死後に打席に入った打者の場合は、一旦は完全に打ち取られた打球を放ってしまい、試合終了かと思われたときに星稜の一塁手がつまずき転倒したため命拾いをした直後に飛び出したものである事です。これはもうドラマとしか言いようがないものでした。
そして第1位は1969年の三沢高校対松山商業の試合で延長18回0−0の引き分け、再試合では松山商業が勝利しましたが三沢高校の大田幸司投手が3連投をし悲劇のヒーローとなりました。20年以上も前ですがこれを記載せずに高校野球を語れません。
こんなことを職場で話すのが大好きです。みなさんとも話してみたいです。今のお父さん達は松坂投手の思い出が1位でしょうか。田中投手と斉藤投手の思い出も入って来るかもしれませんね。

