もし、あの時、間に合っていたなら・・・。
- 公開日
- 2013/09/04
- 更新日
- 2013/09/04
校長室から
あの時、こうだったならと思う時が何度もあります。友達を見ていてもあの時は運命の時だったと思うことがあります。
25歳の時でした。友達のA君は付き合っていた彼女が中国へ青年海外協力隊で名古屋港から出るというので、岐阜から必死こいて車を飛ばしました。信号の多さにいらつきながらも名古屋港に着きました。車を停めて、走って埠頭(ふとう)まで走ったのですが、ちょうど船が出るところで、埠頭から20mくらい進んでいました。あると限りの声で彼女の名前を呼んだのですが、届かなかったです。帰り道は淋しいものでした。しかし、これが最後の別れではないんだからと励ましました。でも彼は何か感じていたんでしょう。
それから、月日は流れ、彼女はなんとその青年海外協力隊で知り合った実業家の青年と結婚したと聞きました。(話の流れが早すぎてわかんらんぞ!)嫌、友達は詳しくは教えてくれなかったです。きっと、彼女は彼との付き合いに何か踏ん切りをつけようと海外青年協力隊を選んだのではないでしょうか。(でなきゃ〜、一人置いていかないよね)
あの時、名古屋港に彼は間に合っていれば・・・、彼の人生も変わっていたかもしれません。