日頃からもとう、何かあったら、助けようという精神を!【避難訓練あいさつより】
- 公開日
- 2013/09/06
- 更新日
- 2013/09/06
校長室から
東日本大震災が起き、この地域にも大きな地震がいつきても不思議でないと言われています。「何かあったなら助け合おう!」とよく言われますが、この助けるは、その現場ではものすごい勇気がいるケースもあると思います。足がすくむこともあると思うのです。これで、ひとつの事件を思い出します。
今年の8月25日に名鉄金山駅の下りホームで、女性が線路に転落し、直後に電車が進入したが、助けに線路に飛び降りた男性がとっさに女性に呼び掛けてレールとレールの隙間で伏せさせ、電車は女性の上を通過した事件がありました。その後、女性は電車下から救出され、左手骨折で命には影響はなかったです。
電車が近づく中、男性は「伏せろ」などと女性に指示してレールの隙間に体を入れさせ、自分は線路脇に退避されたそうです。この男性、すごいと思います。ためらいがその瞬間に出たなら、この女性の命はなかったと思います。
思うのです。日頃から『困っている人を助けよう』『何かあったなら、助けにいこう』と考えていなければこのような行動はとっさには取れないと思うのです。この男性のすごさ改めて感じました。人を助けようとする精神、見習いたいです。そしてそれは今の心の持ち方が大切ではないでしょうか。「困っている人をみたら助けよう」いつももっていてほしいです。