江南市の地名から学ぶ
- 公開日
- 2013/09/15
- 更新日
- 2013/09/15
校長室から
台風が近づいていますが、この江南市は台風進路のなんとか左側に入りそうです。しかし、油断は大敵です。
さて、昔から水・さんずい・島が入る地名には気をつけろといわれます。昔の人は地名にその漢字を入れ、いつでも災害を忘れないようにしたのではないでしょうか。そうなると水・永・氷・汁・氾・ 汗・ 江・ 汐・ 池・汎・ 汝・ 汢・ 汕・ 汽・沢・沖・沼・海・島などが地名に入るところは昔から低いところであったことがわかります。
この江南市はどうでしょう。江南の江はおそらく、木曽川の江からきていると思われます。何故ならその後ろに南という漢字があるからです。江南市は大きな河川の南の地という意味だと思います。江南という漢字自体は問題ないとして・・・。
ではもっと小さく見てみましょう。今、ゼンリンの地図で必死に調べました。見つけました!見つけたのが宮田町河沼、宮田町中島、村久野町中郷(郷も入るのかな)和田町中島、宮田町本田島、宮田町泉、宮田町菖蒲池、、後飛保町出島、村久野町瀬頭、勝佐町田代、勝佐町西郷・本郷・東郷、河野、後飛保町前川、高屋町清水、高屋町本郷、松竹町東〔西〕瀬古、古知野町桃源、宮後町船渡、宮後砂場〔何故に砂?〕前野町高島、島宮町水堀など一杯ありました。特にこの宮田中校区で多く使われているのがわかります。(おぃおぃ)
そう言えば、江南市で水田のできるのは、布袋から南と、この宮田地区ということを知ってみえましたか?そのことも水と大きく関係していますね。
「備えあって憂(うれ)い無し」といいます。みなさん、念には念をいれてください。