学校日記

生徒諸君!君は本当に強くなろうと思っているのか?

公開日
2013/09/17
更新日
2013/09/17

校長室から

体育でサーキット導入し体力強化に乗り出しています。4月1日に体育科教師をグランドに集め、従来の体育構想を捨てることを指示しました。要するに、技術9、体力づくり1の割合から技術7、体力づくり3の発想を導入するようにしたのです。サーキットも整えました。
ところが、先日、体育の入りでのサーキットを見せて頂きましたが、これがひどい。タイヤ押しは小学生でも10m×2本が、本校の生徒は5m×2本、いつのまにか距離がどんどん短くなっていてます。タイヤ引きでも小学生で50mなのに20mとなさけなくなりました。ベンチジャンプでも小学生でも10本は跳びます、できる子は2倍やります。それが、3本で急いで次の種目に走っていきました。アレージャンプでも小学生でも10本はやるでしょう。ごまかしたり、いい加減なジャンプで適当にやっています。

生徒諸君に問いたい。本当に足を速くしたいのでしょうか?本当に球を速くしたいのでしょうか?小学生より中学生の方が「自分の為」という言葉が理解できると思うのです。「強くなりたい」「強靱(きょうじん)な体にしたい」と目標をもつと思うのですが・・・。体育科は方法や種目数について話し合って本当に強い生徒を育てるという信念のもと頑張っていただきたいです。