校内めぐり22【体育大会全校練習】
- 公開日
- 2013/09/18
- 更新日
- 2013/09/18
校長室から
昨日は体育大会に向けての全校練習がありました。最初心配したのは服装忘れでした。日頃の体育でも忘れてくる生徒がいるくらいです。多くいるかなと心配したのですが、ほんの数名でした。忘れた中には運動大好き少年もいて『あれ?何してんね』と思いました。
入場練習から始まりました。ここで3年生の頑張りがまず目に飛び込んできました。行進の腕振りがしっかりしているのです。3年、2年、1年の順位がつきました。
このようにしっかり入場させたものは何かなと考えてみるともちろん生徒みんなのやる気が一番ですが、体育科の先生がまず音楽の行進曲をセットしなかったことから、グランドがシーンとする中で入場が始まったこと、それと号令係の山本隼也君の懸命な声がみんなの心に届いたのが大きかったのではないでしょうか。
そして、体操隊形に広がるとき、ここで山下翔大君の「基準」のグランド全体に響きわたる声。まっすぐ伸びた手に、どの生徒もそれに反応したのではないでしょうか。
最後に校長先生お話をと言われ、真っ先に誉(ほ)めました。あんまり気分がいいもので、日本体育大学の「基準」と「1・2、1・2」の行進と「全体止まれ」まで披露してきました。(どの体育大学でも同じだろう・・・)これには生徒達は喜んでくれました。2年生の牟田君や竹田君なんかは目がくりくりするぐらい真剣に見ていてくれました。
練習後、号令の指導をしたんです。山本君はきびきびやるのが大好きな少年で、何度も練習していました。うまく号令を出した時、周りで見ていた3年生から思わず拍手を受けていました。この時、山本君もですが、拍手した集団も立派だと思いました。
練習が終わり南館下で草刈りをやっていました。なんと、教室から「1・2、1・2」と聞こえて来るではありませんか。気合をい入れてやっている生徒達の声に思わず手を止めました。
下校時の加賀しおりさん達と話しました。「今日は3年生テンション高かったでしょ?」と言われました。テンションというより気合いと言ってほしかったですが、昨日の台風一過の天気にも負けないくらいのすがすがしさを集団に見つけました。もしかして、もしかして、本当に集団が素直になってきたのかもしれません。

