忘れられない2人の女性の会話
- 公開日
- 2013/09/22
- 更新日
- 2013/09/22
校長室から
1年生の国語の授業を観ていました。その国語の授業では「赤ちゃんの足指1本ずつ洗うのだね」の先生の話に「僕、洗わないわ」と言った生徒がいたんです。(こら!茶々入れるな!)まーこの年頃なら洗わないでも不思議でないかもしれません。これで大学時代のある会話を思い出しました。今まで何故こんなことが脳裏から消えずにあるのだろうと思えることがあります。聞いてください。
東京生活で、銭湯(お風呂屋さん)に行った時の話です。その頃のお風呂は160円でした。今から考えると安いのでしょうか、高いのでしょうか。気持ちよく、風呂から出てきて銭湯ののれんをくぐった時の話です。外は雨降りでカサをさしてかえるですが、偶然、私の後ろになった女子2人(20歳ぐらい)もカサをさして歩いていました。その時、2人の会話が聞こえてきました。
A:「見た〜?隣で洗っていた子。お高くぶちゃって」
B:「本当!足の指なんか1本ずつ、洗っているんだよ」
その時、「え?」と思いました。
その時、イメージしたのは可愛い清純な女の子が一生懸命洗っていたのをこの二人がめざとく見ていたシーンでした。
この2人に言いたかったです。
『おぃ!おまえ達は足の指1本1本洗わないの?それって普通でないの?』
35年ぐらい前の出来事ですが、忘れられないのです。この一言がどうしても言いたっかったのですが言えなかったので、今まで引きずっているのでしょうか(笑)

