トランペット、海で彼女に聴かせてあげたかった
- 公開日
- 2013/09/29
- 更新日
- 2013/09/29
校長室から
いかん、部活がないので本日のホームページが暇こいています。では日曜日でもありますので、昔の話でもさせていただきます。
今の千葉県知事の森田健作さんが昔、「さらば涙と言おう」に出てみえました。当時、このドラマが大好きで毎週、観ていました。「は〜ぃ、吉川君」という言葉もここから流行(はやり)ました。
ところで、このドラマに志垣太郎さんが出ていたのを知っていますか?(保護者の方の年齢にもよるが・・・) 同じ 青葉高校なのに、なぜかジープに乗り、白いサファリ・ジャケットに白いスカーフ、 トランペットを吹きながら登場されていました。(おかしいだろう〜)
このトランペットを吹くシーンがよほど良かったのでしょうか、トランペット吹けるイコール女の子にモテるという方程式が頭の中にできてしまったんです。買ってもらいました。無茶苦茶、母を説得しました。「俺には才能あるかもしれない!ここで芽を摘んではいけない」「絶対、うまくなる!」とか言って、当時でも2万〜3万はしました。もう気分は「さらば涙と言おう」でしたね。(なんじゃ?)
しかし、毎夜、吹いても音が出ないのです。誰にも聞けないし、唾(つば)で手で押さえる所も戻らなくなるわ、近所迷惑な音が出るわで、トランペットが自分には太刀打ちできる楽器ではないことがわかってきました。そして、いつしかトランペットは押し入れに・・・。母には受験勉強に専念するということで・・・。
吹奏楽部によくいきますが、いとも簡単に吹いている彼女たちを見ると、『すげ〜』と思います。
ところで、ここからがおもしろいのですが、このことを50歳ぐらいになって、他の先生と話していたなら
「わしもや!(関西弁で)あの番組観てトランペット買ったわ。えらい目にあった」と話していただいた先生(現在、江南市の下の方で西の方に勤務)がみえたのです。(なんじゃ?ところ違えど(岐阜と兵庫)、同じこと体験している人がいるんだな〜。レベルも一緒)これには腹かかえて笑うしかなかったです。トランペット協会は志垣太郎さんに何らかの御礼をした方がいいですね。