学校日記

人の才能は15歳ではわからないものだ

公開日
2013/10/08
更新日
2013/10/09

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江南市地域情報センターへ出張で出かけました。正面入り口から入ると、小さな個展が開かれていました。目を奪われるような絵画が並んでいました。そして絵の下に杉本匠真と書かれていました。教え子だとすぐわかりました。卒業後、どうなったかはまったくわからなかったのですが、こんなに立派になって、目の前に現れました。聞けば中学校の授業で絵を教えていただき、その世界に入り込んでいったようです。

フランスに1年間、修行に出かけ何枚も描き上げる中で腕をあげ、多くの作品とともに帰ってきたのです。『あの目立たなかった彼が、こんな絵が描けるのか・・・。』誰が想像したでしょう。驚くばかりです。他界された美術の加藤先生、教え子が頑張っていますよ。

彼の個展は10月21日(月)まで江南市地域情報センターで開催されています。ここまで頑張った彼に拍手をおくりたいと思うと同時に、15歳では才能は表に出ていないことを改めて感じ、才能を見つけてあげる仕事、それが教職だと思いました。

※写真は杉本匠真君と彼の作品です。