いつまでも子供やっててはいけないのが中学生!【職場体験に思う】
- 公開日
- 2013/10/17
- 更新日
- 2013/10/17
校長室から
昨日、2年生が職場体験学習の打ち合わせに出かけました。
さて、生徒諸君は何故にこのような職業学習を中2で行うのでしょうか。目的等はすでに先生から聞いてはいると思いますが校長先生の話も聞いてください。
中学校3年生で進路選択が出てきます。中3の12月の三者懇談では少なくとも、私立にいくのか、公立にいくのか、普通科にいくのか、工業科にいくのか、商業科にいくのか、はたまた、介護・看護科にいくのか決めなくてはいけません。ここで大切にしなくてはいけないのは、自分の進路を決めると言うことは自分のなりたい仕事を中3の冬には決めていなくてはいけないということです。(就職の生徒はもっと早く、10月には意志をかためていなくてはいけません。「俺、普通科だから良いわ」と答える生徒にも言います。例え普通科高校に進んでも高校1年にコース選択があり、理系か文系かに分けられます。)
いつまでも子供をやっている時期は小学校までです。なりたい職業を決めるということは実に大切で大変なことです。これがしっかり決まってないと、工業高校へ進学し、調理師になりたいと決心するなら、工業高校で学んだ時間があまりにももったいないのです。普通科から調理師学校への道や、最初から調理師学校等の道を選択した方が良いに決まってます。
少なくとも、中2では「将来なりたい仕事がない」という答えは通用しません。せめて「ぼんやり、こんな仕事、またはいくつかはあるが・・・、」最低でもこのような答えがでるようにしていただきたいです。
職場体験学習は将来の職業について考えるとても良いチャンスです。子供だった自分を捨てる時でもあり、勉強の意義を考える時でもないでしょうか。多くの人に接して、仕事の辛さ一部でもかじって、いろんなことを考えて、成長する3日間であってください。

