子供への影響を考えて選んでくれ〜!流行語大賞
- 公開日
- 2013/11/21
- 更新日
- 2013/11/21
校長室から
年末恒例の「流行語大賞」の候補50語が20日、発表されました。以前も書きましたが、「半沢直樹」の「倍返し」いかに教育現場に悪影響を与えているかよく考えていただきたいです。
むかし、ハムラビ法典が社会の教科書に載っており、先生から「目には目を、歯には歯を」と教えていただきました。これを聞いたときはなんと怖い法典かと思いました。本当はどうかなと思い、調べてみました。
□196条 もし人が人の息の眼を潰(つぶ)した時は彼の眼を潰す。
□197条 もし人の息の骨を折った時は彼の骨を折る。
となっています。これは最上級の罰としてここまでやるとのことだそうです。
さて、「倍返し」やられたなら必ずやり返す。さらに倍にして。ハムラビ法典よりもひどくないですか?本当にこの言葉を我々日本人が受け入れていいのでしょうか。日本人の良いところはどこでしょう。一生懸命尽くすところ、隣にいて安心なところ、人を信じるところ、一期一会(いちごいちえ)のおもてなしの精神の強いところ、相手を憎まないところ(罪を憎んで人憎まず)多くあると思います。
この番組でこの言葉を出してしまったことで教育への影響をまず考えていただきたかったです。会社運営の倍返しは子供達の世界では何になるか、考えればすぐわかることです。いじめや傷害でどれだけ現場で苦労しているか、悩んでいるか番組をつくる方々は知らなかったのでしょうか。大人がもっと子供達を守っていかなくてはいけないのに焚(た)きつけるような言葉を出してくることは決していけないと思うのです。すでに、多くの被害者が出ていないか心配する今日この頃です。そーっと消えていってほしい言葉です。間違っても認めてはいけない言葉です。
最後に、今日も日本中の先生方はどこかで、道徳の授業を通して「人を愛する気持ちの大切さ」などを一生懸命教えていると思います。
〜追伸〜
少なくとも本校の生徒には相手を許す強さと優しさを教えていきます。

