朝会より 【いくつもの感動、ありがとう】
- 公開日
- 2013/12/02
- 更新日
- 2013/12/02
校長室から
今日は心に残った3つの出来事について話してみたいと思います。11月15日、県駅伝チームが学校を出発する時のことです。バスに乗り込む選手を教室から顔を出し、「頑張ってこいよ」と声援してくれた3年生。どれだけ選手は勇気づけられたことでしょう。「俺たちがついているぞ」そんな気持ちが伝わってきてものすごく選手はうれしかったのではないでしょうか。本来なら上からの声かけはマナー上よくないので注意するのですが、そこは「有り難う」の感謝の気持ちさえ浮かびました。
二つ目は駅伝の試合そのものでした。前泊までして臨んだ県駅伝、石本君がスタート後すぐ、前の走者の転倒に巻き込まれ、おまけに後ろからの選手に踏まれ走れるかまで心配しました。悪くても15番くらいでくるかなと思っていただけにチームのみんなも驚いたと思います。石本君、走り終えてすぐ、来ました。泣きながら「申し訳ありません」と言うのが精一杯でした。彼の責任ではないのに・・・。かける言葉さえ見つけられないような出来事でした。
人はうまくいかないことを体験すると、必ず強くなります。柴田先生の「努力すれば報われる、嫌、そうでない」という言葉が妙に思い出されます。でもあえてここで言いたいのは、試合ではだめでしたが、それが何かすごい力に変わっていないでしょうかということです。
柴田先生、必死に高校野球頑張って、試合に出ることも叶わなかったのですが、今、こうしてみんなの前で立派な先生になってみえます。それは努力しても報われなかったあの日があるからではないでしょうか。
3つめはその日のホームページが1600を越えて、平日ベストになったことです。みんなの宮田中学校を愛する気持ちが数字となって表れたと思います。みんなが宮田中学校を誇りに思って頑張っていてくれるので先生方も頑張れます。ありがとう。